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2月11日から20日まで浅草演芸ホ-ル昼席に出演した。連日、地方からの団体のお客さんも来て大入りだった。12日と17日に他の仕事で休んでしまったのが惜しいくらい。昔は今ほど寄席以外の高座がなく、寄席のワリで暮らしていた芸人も多かったそうだが、最近のお客の入りならそれも可能かもしれない。
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17日、山形県の東根に行った。新幹線の駅名[さくらんぼ東根]のとおりサクランボで有名な町で、タントクル東根という会館で落語会。お客が「たんと来る」ように命名したそうだ。メンバ-は他に南喬師匠、天どん、太神楽の仙三。サクランボは時期ハズレで、楽屋にラフランスの生絞りのジュ-スがあった。これが美味で「うまい、うまい!」と絶賛したら、土産に持たしてくれた。なんでも誉めてみるものだ。
歌舞伎座へ行く。今月は『仮名手本忠臣蔵』で夜の部の五段目、六段目、七段目を観る。勘平が菊五郎、お軽を玉三郎、お軽の兄平右衛門を仁左衛門、由良之介を吉右衛門が演じている。中でも由良之介が良かった。忠臣蔵は本当に良く出来た芝居だと思う。昼の部の判官腹切も観たい。
板橋落語会の日に東上線が不通になっていたのは、大変な人身事故だった。線路内を歩いていた女性を警官が交番に連れて行き説得していたが、交番を飛び出した女性がまた線路内へ。警官は追いかけたが、そこへ急行電車が・・・警官はホ-ムと電車のわずかな場所へ女性を押し込み退避させたが、自分は間に合わず意識不明の重体。線路内に人が侵入したのを運転士に知らせるセンサ-も作動しなかったという。女性は精神科へ通院していたそうだが。
『文七元結』という噺では、大川へ身投げをしようとする文七を長兵衛が止めて説得をする。「判りました。もう身投げはしません」と言う文七の言葉を長兵衛は信じず、しばらく様子を見て助ける。実際は噺のようにはいかないのだろうが、なんとも腹立たしい。
昨夜の板橋落語会はおかげさまで大入り。出演者が皆熱演(?)したせいか、トリのわか馬が高座に上がったのが、8時40分。ネタは『御神酒徳利』で45分~50分はかかる。以前9時30分にチャイムが鳴ったことがあったが、9時20分にはバラすことができた。東上線が不通になっていて動き出したのが9時半過ぎなので、結果的には良かった。