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雨の中、昼夜で200名近くのお客様。今回から会場も変わり、JR板橋駅近くのハイライフプラザいたばし。駅からも近く、塾生さんの宣伝効果もあり大入りとなった。それぞれ反省点もあるだろうが、打ち上げでは皆、満足げな顔だった。人前で話す楽しさを味わってもらえれば、講師としてありがたい。
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楽屋入りすると、2人いるはずの前座が1人しかいない。聞けば、もうひとりの前座A君は寄席にむかう電車の中で痴漢を目撃し、取り押さえたという。状況説明に警察に連れていかれ、今日は寄席は休むとのこと。急きょ他の席から代わりの前座が駆けつけたが、「説明で拘束されるのはおかしい。あいつが痴漢したんじゃないか」と楽屋連の意見が一致。
翌日A君に聞くと、「私は落語家の前座で、これから寄席に行かなければ」と警官に説明したが、聞き入れられなかったという。取調室で警官に、同じことを何度も横柄な態度で訊かれ、「調書に判を捺すから印鑑を出せ」と強要され、「今は持っていません」(普通は印鑑は持ち歩かないのが当たり前)と答えると「、じゃあ拇印を」と、丁寧に指紋を採られたそうだ。これではどちらが犯人か判らない。
こんな話を聞くと、痴漢を目撃しても、関わり合いになりたくないので、見て見ない振りをしてしまう。痴漢犯罪が減らないのは、警察の応対にも原因があると思う。
今日は会場の最寄の浦和駅が線路工事のため、開演時間帯に京浜東北線が南浦和~浦和間で不通。東京方面から来る方は高崎、宇都宮線を利用できるが、地元の方はバスなどを使って来てくださった。「お客様には足を向けて寝られません。ただ方々に住んでいらっしゃるので、どこへ足をむけてよいやら。あとは天井からぶら下がるしかありません」というネタがある。実は大家さんが今日来てくれたが、マンションの階下に住んでいる。足を向けないようにするには、逆立ちして寝るしかない。実にどうもくだらない話だが、住宅事情でこのネタが出来ないこともある。
『たがや』と『質屋蔵』を演る。
5月中席は、池袋の昼席に出演。今日は私の前が紙切りの正楽師匠で、「大喜利」という注文があった。紙切りの高座では、切っている最中は下座がお題に合った曲を弾くが、下座のお師匠っさんは、なんとおなじみの笑点のテ-マ音楽を三味線で弾いた。邦楽にはないもので、客席は大喜び。あささんというお師匠っさんだが、これぞプロ。

今年より会場を東池袋の<あうるすぽっと>に移す。300席の会場はおかげさまで満席。今回は師匠の『落語の授業』という本の出版記念も兼ねた会で、子供にもわかる噺を並べた。私は『子褒め』を。この噺は、昔の年齢の数え方、つまり「数え」を知らないとサゲがわからない。そこでマクラで振る。落語も説明しないと判らないものが増えたが、これも工夫で笑いにつながることもある。
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