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出演は朝也『小粒』、萬窓『松竹梅』、わか馬『壺算』、織音『お吉物語』、右太楼『狸賽』、鈴之助『転宅』。今回より女流講談の神田織音さんが入会。彼女は生まれも育ちも板橋。そのおかげで新しいお客も増えたようで、大入りとなる。次回は来年2月15日ですので、お忘れなく・・・ただし確定申告ではありません。
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15年続いたが、今夜が最終回。大入りとなった。萬窓『蔵前駕籠』 扇好『七段目』 三三『井戸の茶碗』 白酒『夕立勘五郎』 一琴『夢八』。
『七段目』があるのでお囃子さんを頼む。せっかくだからと、皆ハメモノ入りに。無理矢理という感もあったが・・・
ありがたいことに閉会を惜しむ声が多く、皆で復活について相談する。
黒門亭のトリで大岡裁きの『匙加減』を。客席にはこの会の常連の顔が多く見られた。小さい会場では粗が見えやすい。ちょっとでもトチるとお客の反応があからさまに判る。かなり神経をつかう会場。
その後、浅草で『目黒の秋刀魚』を演る。9月は時期的に毎日のように出るネタ。浅草は昼夜の入れ替えがなく、夜の7:30上がりだと連日前に出ていた。やっと出来ました。
楽屋でたい平から三平師匠が書いた色紙を見せてもらう。「○△さんへ」と為書きがあり、知人からもらったそうだ。我々は師匠や先輩の色紙は意外と持っていない。欲しいと思うが頼むのがダレる。そんな話をしていたら、小満ん師匠が人間国宝柳家小さんの色紙を持っているという。お客にせがまれて師匠に頼んだ際、書き損じを想定して念のために色紙を2枚持って行ったそうだ。思惑通り一枚目が失敗。それに印を捺していただいてもらったとのこと。書き損じの方がかえって貴重かもしれない。高座は『紀州』。
今日も大入り。『権助魚』を演る。楽屋で文生師匠門下の二つ目が廃業したことを聞く。前座はともかく二つ目になっての廃業はめずらしい。彼は元郵便局員。「民営化が原因じゃないか?」と楽屋では勝手な推量。だとしたら小泉さんのせい?
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